漆の家 「漆工房 兼 住宅」 (空き屋対策)
佐賀市の旧長崎街道沿いにある古い白壁造りの築九十年の商家を漆作家の工房兼自宅として、施主や建築を学ぶ学生と一緒に再生。
屋根と外壁の一部補修、台所と浴室の水回りは全面的に改修。建具は既存の古建具や譲り受けた物使用。施主夫婦で、外部棟飾りと内部床・家具の塗装を拭き漆で仕上げ。居間の障子のデザインは学生(佐賀大学)案を採用。
完成見学会には、250名の参加がありました。
■ダイニング・キッチン
流し台は大工さんの製作してもらいました。
流し台の塗装は拭き漆で施主御夫婦にお願いした。流し台後ろの食器家具の表面材は天井材を貼ってもらいました(漆塗りの天井材)。床は杉板厚30に拭き漆7回塗壁・天井は漆喰塗。
天井の梁は既存清掃後自然塗料塗。
木製建具は譲り受けた建具を再利用した。
■2階和室
床は畳の張り替え
壁は漆喰塗替え
天井既存清掃
床の間・違い棚・和室の作品は施主の作品です
■2階洋室
床 タイルカーペット
壁 腰板保守と漆喰塗補修
天井 既存のまま
照明器具は骨董屋で調達
正面の作品は施主の作品です。漆塗
■1階リビング
床 杉板厚30拭き漆塗
壁 漆喰塗補修
天井 漆喰塗
正面の障子は佐賀大学生のアイデアです
■床の間・飾り棚
■家具1 流し台製作 漆塗り仕上げ(施主)
■家具2 洗面手洗い 漆塗り仕上げ(施主)
■塗装工事 漆塗り仕上げ(施主) 床面・流し台・化粧洗面台・カウンター・食器棚
■建具工事
■既存建物